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釣りと諸々

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まさに悲喜交交(ひきこもごも)ランカーヒラスズキの巻

今回の『釣りコトワザ」 情報を全て網羅してから結論を出すより、手元にある情報や比較的入手しやすい情報から、 仮に結論を出した方が問題解決のスピードが早い

  1. 目標の一つ『ランカーヒラスズキ』80cmオーバーのヒラスズキを釣る この高い目標をクリアするにはどうすれば良いのだろうか?

初期の仮説 そもそもヒラスズキを狙う釣りをしている時間が短いのではないか 具体例 ロックショアに行ける時間の少なさ コロナ禍を加味した場所の選定 天候 戦略 よし!シンプルに磯に行く時間を増やそう なぁーんだ単純な話だ って、行けるかーーーーい 仕事も大忙し 時間とれたと思ったら凪 コロナで県外ナンバーお断り 釣りの時間を増やすっていう根本的な戦略は無理だわ
進化した仮説 時間があまり取れない 量<質 それなら質を高めるか 具体例 ロッド リール ルアー 場所 釣りをする時間帯 戦略 道具の入念な準備 場所 過去行ったことがある超一級磯に行こう 時間帯 やっぱり朝マズメ テントを持ち込み泊まれば狙えるはず

って、こんなことを脳味噌が無い頭で考えなら、 無理して遠征してでも、1匹ヒラスズキに出会えれば十分かなと、 一応戦略通りに準備をやりだす。

結果として、このタックル準備を入念にしたことが結果に繋がることになるんだから、 ホント準備って大事。

Day1

天候はほぼ波が無し 所々にサラシはあるものの、薄いサラシがあるような感じ とは言え、嘆いていてもしょうがないので、岸際をゆっくり丁寧にソフトベイトで巻いてくる

安定のヌーチー

DUO / Beach Walker Haul Shad

ハウルシャッドってのは、ヒラメマンがよく使ってる印象なんだけど 凪磯でよく使うルアーになっている 早巻き出来るし、足元での8トラップ、ボトムからの巻き上げ いろいろ出来るので重宝している

とは言え、全然後が続かずランガンしていくものの、バイトや魚の雰囲気を感じない状況に。

 

サラシになっている場所を見つけ、遠投すればなんとか届く所を発見。

FCLLABO 2Sの遠投性能を信じて、フルキャスト

DUEL / モンスターショット 40g

うひー 文句無しの 60UP やっぱFCLは凄いわ キャストが決まる 気持ち良すぎ

おっしゃー!ナイス1匹 これで本命Get! あとは、何ヶ所か狙えそうなポイント絞って軽く撃って、 明日に備えて、早めに上がるか!!

 

 

はい。。。。。

そして、事件は起こる・・・

愛刀 FCLLABO2S・・・折れる・・

海に浮遊している直径10cmくらいのロープ(もはや関取のまわしみたいなやつ)に引っ掛ける(回収出来そうだが、死ぬほど重い) いつ誰がこんな太いロープ使って、海に落とすんだよ と思いつつ ゆっくり岸に寄せていく FCLLABO2Sは、我が釣り人生の唯一無二の愛刀也と竿に負荷を掛け過ぎないよう 波打ち際に寄せる ルアーを救出しようと竿を立てて、ラインテンションをかけた瞬間、 引き波で一気にロープが持ってかれる 岩の上で無理な体勢をとっていたばかりに、 竿とラインの角度がほぼ平行になるくらいついてしまう バキッ・・・・・・・

 

もうね、しばらく放心状態でした。 遠征初日で、大事にしていたFCLが折れる 泣

 

ほんと、しばらく動かずに無の時間があった

ロッドの寿命が来たとか、そんな綺麗な話では無く、完全な自分のミス

そんなに重たいものを引っ掛けてしまったなら、 最後はラインを手で手繰り寄せてルアー回収すれば良かったじゃないかと。

そんな想いが、実際の海の波の音とともにずっとループでこだまするんですわ。。

 

ただ、嘆いてもしょうがないので、FCLLABO2Sの仇をとっちゃるという、 目的意識に無理やり変えて予備用でもって来ていた竿を手に取る

天龍 POWER MASTER 130H

はっきり言って、死ぬ程重いんだけど、 足場の高い磯だとこの13Fが役に立つ時があるんですわ。 対青物用に買ったんだけど、3ピースで磯歩きでも持ち運びが楽で、 ヒラスズキの予備ロッドとしてたまに使ってる竿

どう考えてもオーバースペック過ぎるのは分かるのだが、 FCLが折れた状況でこれで戦うしか無いのだ

 

DAY2 星ってこんなキレイなんだなとロマンチックな気分を吐き捨て、夜中の暗いうちから準備完了 朝マズメのローライトの時に投げるのは、遠征準備段階から決めていたルアー

エバーグリーン / True round 115F

フックをST46の#1に変えて、対ランカー用に備えたもである。 (全部、制作者の津留崎さんがyoutubeで言っていた真似 笑)

 

そして、その時は来ました 足場が高いところのサラシを13Fのロッドで長く泳がすことを意識しながら、 スリットのキワの部分まで丁寧に通す

ゴンッ!!!!

フィッシュグリップで掴んだ瞬間 過去釣ったヒラスズキの迫力と明らかに違う頭の大き 口の大きさに ただ、ただ呆然でした

fimoのスケールでぴったり80cm

もう、感無量という言葉しか浮かばんっす(FCLで正直獲りたかったけど、折れたロッドよ これで成仏してくれ)

時間をかけて蘇生して、磯にお帰り頂きました。

 

その後、自己記録の磯マル85cmもGet

メガバス / ビジョンワンテン カラクサタイガー限定カラー (写真で見るとマルなんだけど、現場でこのサイズ釣れたら迫力あって、先日までヒラと思い込んいたのは内緒)

 

光量が多くなったタイミングでトップに付け替える

スカジットデザインズ / パンプキン

まとめ

嬉しかったこと ランカーヒラスズキの達成 悲しかったこと 愛刀FCLLABO2Sが折れる

今回の釣行、嬉しいことと悲しいことの比重がどっちも大き過ぎるわ!!!

 

ただ、仮説をたてて検証してくことって、 問題解決のスピードアップとそれを繰り返すことで結論の質も高めていけるよね

次は90upのヒラスズキマルスズキだなーーー

 

その前にロッドビルディングのスキル無いけど、 FCLのリペアやってみよかな・・・・・・・・・・・・・・・・